置き手紙と共に別れを告げるせつない女ごころ…「涙のピリオド/まつざき幸介」

歌のおはなし

涙のピリオド / まつざき幸介 cover by Shin 作詞:かず翼 作曲:小田純平

今回はまつざき幸介さんの「涙のピリオド」を歌ってみました♪
リクエストありがとうございます~!

作曲は小田純平さんです。
いつもと少し雰囲気が違う曲調でとっても良いですよね✨
すごくせつなくてグッとくる歌詞!とっても気に入りました~

今回もカバーを歌うにあたっていろいろ調べたことなどをブログにまとめましたので、皆さんに共有しますね♪

歌詞は、かずつばさ先生です。

お名前は知っている作詞家さんだったのですが、僕のイメージの中で男性だと思っていました!(失礼ですよね)男性の曲を多数作っておられることと、お名前の雰囲気がそう思った原因かもしれません😅

まつざき幸介さんとかず翼先生(まつざき幸介さんブログより)

【かず翼プロフィール】
国立音楽大学ピアノ科卒業後、作詞家池田充男に師事。昭和63年古賀政男音楽大賞優秀賞。現在も、氷川きよしさんなど、多数の歌手の作品を手掛けられています。

Wikipediaより

まつざき幸介さんにも多数楽曲提供されていて、いくつかカバーさせていただきました♪
すべて小田純平さんの作曲ですね😉

 

「ピリオド」にいろんな意味が込められている?

歌詞をじっくり読んでいくと「ピリオド」に主人公のいろんな思いが込められていることに気づきました。すごく繊細で物語が浮かぶ素敵な歌詞です✨
個人的に気になった個所をピックアップしていきます♪

冒頭の歌詞からわかる通り、別れ話なのですね~
彼に別れを告げることなく去っていく主人公。

彼がいない夕方の時間に部屋に合鍵を返しにきたようです。
皆さん!二人は恋人同士です。
今回は不倫の歌じゃないですよ!笑
(最近、不倫の歌が続いていましたもんね~)

置き手紙に「さよなら」しか書けない主人公。
いろんな思いがこみ上げてしまう。
きっと書けば書くほど、別れが辛くなってしまうからなんでしょうね。
手紙の前でこぼした涙がピリオドに…
なんてせつないんでしょう!

先の見えない恋に終止符を打つ。
だけど、彼のことが嫌いになったわけじゃない…
ふたりの為に、この別れが必要なんだと自分に言い聞かせている姿が浮かびます。

涙のピリオド。
時間が経てば乾いて消えてしまう。
彼に泣いてる姿を見せたくないから…

なんてせつないんだろう。
ここの歌詞もすごく好きです!

  • 置き手紙「さよなら」文末のピリオド。
  • 彼と過ごした部屋にわかれを告げるピリオド。
  • ふたりの恋の関係にピリオド。
  • ピリオドを打ち新しい自分に旅立つ。

終わりでもあり、始まりでもある。
そんな思いも込められてたりするのかなぁなんて物語の先を考えたりしていました。



「涙のピリオド」Shinの妄想話

妄想話でもしましょうか!笑
というのも、いろいろと気になりますもんね~

好きなのにどうして別れなくてはいけないのか?
付き合って何年ぐらいだったのかな?とか。
実際に歌詞には描かれてない部分も想像が膨らみます。
なので、Shinが勝手に妄想する二人の背景にお付き合いください!😆


◇彼女 24才 群馬県出身 A型 乙女座
・中小企業で事務を仕事とするOL。
・身長が高め(172cm)。3人姉妹の長女。
・涙もろいが人前では泣かない。我慢強いタイプ。
・人に頼るのが苦手で自分だけで解決しようとしてしまう。
・厳格な父親。交際していることを知っているが彼の仕事の内容を快く思っていない。

◇彼 26才 大阪府出身 B型 おうし座
・彼は大阪から上京し現在は千葉に住む。
・彼は自分のお店(バー)を経営するのが夢。
・現在はバーテンダーと昼はコンビニでバイトをしながらお金を貯めている。
・細身だけど、筋肉質。

ふたりの出逢いは共通の友人を通じて。
彼の方がひとめぼれをする。
付き合って1年半。


いつからだろう…
彼が自分の夢を語らなくなったのは。
初めて出会った時、彼が眼を輝かせながら話していたことを思い出す。

彼は、昼も夜も仕事漬け。
だけど、私のことをいつも気にかけメールや電話を毎日くれる。
私をとても大切にしてくれる。幸せを感じる。

数日前、彼は私に言った。

君といつか結婚したいと思ってるんや。
仕事も変えようと思ってんねん。


すごく嬉しかった!
だけど、このままでいいのかわからず返事が出来なかった。

私が彼の夢の邪魔をしているのかもしれない。

今まで自分の夢の為に頑張ってきた彼。
だが、自分の夢を捨て私と一緒になることを望んでいる。
私がいれば、彼は自分の夢を諦めてしまう。
真面目な彼だから。

…… 私のせいだ ……

私は彼との別れを選ぶ。
大好きな彼の夢の妨げになるだなんて耐えられない。
彼の夢に私はいらない。

きっと彼ならまた夢に向かって歩みはじめるはず。

自分勝手なのはわかっている。
でもいつかきっとこれが二人のためになる。


洗面台の歯ブラシ。マグカップ。
壁に貼ったふたりの写真は1枚だけ持っていく。
ひとつずつ、自分の荷物を彼の部屋から片付ける。

「さ・よ・な・ら…」
思い出がこみ上げて手紙の上に涙が落ちる。

こんな私を好きでいてくれてありがとう。
通いなれた部屋のドアを閉め、西陽にしびを背中に彼女は歩いていく…


頭の中に風景や部屋の様子が浮かぶんだけど文字にするのって難しい!!
西陽でオレンジ色に染まったせつない物語ですね。

皆さんはどんな物語を思い浮かべましたか?😊
YouTubeのコメントなどで感想をいただけると嬉しいです♪

文章中には、思い違いや間違いなどが多数あるかと思いますが、
個人的な解釈Shinの勝手な妄想ですのでどうかご了承ください。