昭和35年・懐かしの名曲に挑戦!「雨に咲く花/井上ひろし」
皆さまこんにちは!
今回はリクエストをいただいた懐かしの名曲にチャレンジしてみます。
どこかで聞いたことのある曲というくらい…
歌ったこともなく、井上ひろしさんについて何も知らない状況でした。
それもそのはず、昭和35年に発売された曲なんですね!
僕が生まれる19年前の曲なんですね…
きっと皆さんの思い出の曲でしょうね~!
ということでブログも最後までお付き合いください🥰
昭和の大ヒット曲「雨に咲く花」
井上ひろしさんのプロフィール
井上 ひろし(いのうえ ひろし、1941年8月23日 – 1985年9月19日)は、神奈川県横浜市出身の歌手・俳優。
1958年にドリフターズでボーカルを中心としたロカビリー歌手を経て、ドリフターズから独立し1959年11月「雨は泣いている」でデビュー。12月発売の「地下鉄は今日も終電車」は地下鉄丸ノ内線を歌ったもので若い女性の間で絶大な人気を得る。
翌1960年7月、リバイバル曲「雨に咲く花」(原曲は1935年に関種子が歌った)が約100万枚を売り上げヒットした。
1961年には、NHK紅白歌合戦にも出場している。
やがて低迷期をむかえ、1970年代は地方のキャバレーをドサ回りする不遇の日々を過ごす。
1985年から料理店経営のため調理の勉強を始めるが、9月19日、心筋梗塞のため44歳で死去。生涯独身だった。※Wikipediaより
ヒット曲に恵まれたもののご苦労をされたそうですね…
歌手の世界も本当に厳しい…
そして調理の勉強を始めたのにも関わらず、若くして心筋梗塞で亡くなられてます。
華々しい歌手の世界。
だけど浮き沈みの多い人生だったのかなぁ😢
昭和の名曲「雨に咲く花」はカバーだった!
楽曲についていろいろと調べてみると、「雨に咲く花」は、1935年に昭和初期のソプラノ歌手 関種子さんが歌った楽曲だったそうです。
Wikipediaによると、当時、関種子さんが歌われた楽曲も映画の主題歌として50万枚を売り上げたヒット曲だったそうなのですが、その25年後に井上ひろしさんがカバー(リバイバル)として発売し、関さんの売上を凌ぐ100万枚を売り上げたと書いてありました。
レコーディングでは間違って歌った??
記事を読んでみると興味深いことが…
1960年(昭和35年)にロカビリー歌手の井上ひろしがカバーすると関のオリジナルを凌ぐ約100万枚の大ヒットとなる。このとき2番と3番の歌詞を誤って歌ったことも話題になった。Wikipediaより
関種子さんの歌を聞いてみるとたしかに3番の歌詞が一部違うところがあるんですよ。
井上ひろしさんは「空に」と歌われていますが、関種子さんは「窓に」と歌われていますね~
間違いとのことですので、僕は「窓に」と歌いました♪
のちにご本人も「窓に」と歌い直されています。
歌いなおした動画はこちら↓
・雨に咲く花(井上ひろし)YouTube
※この映像は亡くなる2年前頃だそうです。
製作者はこちら
「雨に咲く花」
作詞 高橋掬太郎先生(左)
作曲 池田不二男先生(右)
編曲 柳田六合雄先生(写真みつからず…)
<画像引用>
・高橋掬太郎先生:有名人の墓巡り~昭和の著名人と出会う旅~より
・池田不二男先生:Wikipediaより
作詞の高橋掬太郎先生は根室の生まれ。
函館日日新聞に入社されていたそう。
代表曲は「酒は涙か溜息か/藤山一郎」「ここに幸あり/大津美子」「一本刀土俵入り/三橋美智也」「古城/三橋美智也」など、たくさんの名曲を世に残されたそうです。
作曲の池田不二男先生は昭和初期の音楽ディレクター。
戦前の日本歌謡史に残る楽曲を多数残されました。
残念ながら結核に患い38才の若さで亡くなられたそう…
井上ひろしさんも池田不二男さんもお若いのに…
どんな物語なの?
好きな人との別れの物語ですね…
諦めて自分から身を引いたとあります。
関種子さんが歌ったこの「雨に咲く花」が作られたのは1935年(昭和10年)。
終戦が昭和20年ですよね。
テレビ放送が開始したのが昭和28年ですって。
スマホもテレビも無い時代。
その頃の恋愛は今ほど自由じゃなかったのかなぁ~?
今の僕には想像するのが難しいです。
好きだけでは叶わぬ恋もたくさんあっただろうな…
そんな時代背景で生まれた歌詞なのです。
歌詞に出てくるセレナーデとは?
セレナーデ(ドイツ語: Serenade、南ドイツ・オーストリアではセレナーデ、北ドイツではゼレナーデ)は、音楽のジャンルの1つであるが、一般的な言葉としては、恋人の為に窓下などで演奏される楽曲、あるいはそのような情景のことを指して使う。
日本ではセレナーデもしくはセレナードと呼ぶことが多いが、夜曲(やきょく)あるいは小夜曲(さよきょく、しょうやきょく)とも言う。
窓辺で彼のことを思い、涙する主人公が浮かびますね。
意味を調べると井上ひろしさんが歌った「空に」では歌詞の意味が合わないのがわかりますね。
どうしても叶わぬ恋。
諦めたとは言ったけど、何をしても彼を想ってしまう。
せめてもう一度だけでも逢いたい…
でもそれすら叶わぬ恋にただ彼女はむせび泣くだけ。
胸が張り裂けそうな思いが込められた物語ですね。
とても辛いです。
歌った感想は…
とても古い楽曲ですが、失恋っていつの時代も一緒なんですね~
時代背景は違ってもその気持ちは理解できますよね♪
でも、タイトルの「雨に咲く花」という意味はなんでしょう?
やっぱり、
雨=悲しみ・涙
花=女性・主人公
ということでしょうか?
雨の中の花を自分と重ねているのでしょうね。
気になるのは、その後の彼女のこと。
当時はお見合いとかも頻繁にあっただろうから、どなたか良い人が現れて幸せになっていればいいなぁ…なんてことを思っていました。
悲しみの雨の後には花が咲くという前向きな意味も込められていたらいいなと。
これは僕の勝手な思いですけどね!笑
懐メロなので皆さんの思い出の曲だと思います。
イメージが違っていても許してくださいね~
僕なりに気持ちを込めて歌ってみました!
温かい気持ちで聞いていただけると嬉しいです😊
生配信で歌います!
おかげ様でチャンネル登録者7万6千人を突破することができました♪
日頃から皆さまが応援してくださっているからです!
本当に感謝しています😊
生配信ではそんな感謝の気持ちを少しでもお伝えできたらいいなぁ✨
お時間が合いましたらぜひご参加くださいね!