山内惠介さんの「残照」を歌ってみた♪
辛くて心が締め付けられる「残照」
今回は山内惠介さんの新曲に挑戦してみました♪
いつも歌う前に詩の内容を考察してるのですが、深く読んでみると、この「残照」は"死別"をテーマにしているのです。グサリと突き刺さる内容で、表現するのが難しかった!
歌詞についての考察
涯(はて) という言葉。生涯という意味ですよね…
二人で一緒に死にたいと。
きっと「行く」は"逝く"と言う意味も重ねられているのでしょうね…
“すだれ雨"って言葉を調べてみたんですけど、意味は出てきませんでした。
「雨すだれ」という言葉はあるそうです。
そのあとの詩にかけて、すだれが日差しを遮るように、雨が二人を遮るように降っている状況を思い浮かべました。"ふいに"とありますので、突然の死別であったのではないでしょうか…
最愛の人に残されてしまった悲しい思いが溢れていますね…
なんて悲しい心の叫びです。いや、実際に声に出して叫んだのでしょう。
この2番の歌詞、二人は夫婦であったことがわかりますね。
妻に先に絶たれることがどんなにつらいことか。
もしかして、妻が急死したその瞬間、
主人公はその場にいて、その身体を抱えたのか!…と想像しました。
力なく"くたり"とした妻の身体を「儚い」と言ったのか。
こんな悲しいことありますか!
亡くなった妻との思い出を辿る。
旅行に行った時のアルバムをめくってみたり、妻が大切にしていた鞄や洋服を眺めたり。
たわいのないことで喧嘩した記憶。鮮明に思い出せるのにその想いは行くあて(場所)がなく彷徨うだけ。
とてもその景色が浮かびます…悲しい。
死ぬ時は一緒だと思っていたのに、許せない!
残された私はどうすれば…という思いが伝わります。
「心を灯して」という言葉が救われますね…
辛い別れだけど、この先も生きていかなければいけない。
“ほのか"な希望や、ほんの少しの前向きな気持ちが表れています。
詩についてのまとめ
死の別れは一方的でとても悲しいけれど、思い出が残された人の心を灯している。
松井五郎先生の思いが込められていますね。
きっと、世間のニュースで報道されている、災害や天災、人災などに巻き込まれた方々への共感や、メッセージがあるのだと思いました。
「前を向いて」なんて簡単な言葉では表せられません。
辛い思いはずっと続きます。
でも思い出を胸に生きていなかければ。
そんな思いが込められたこの作品。
本当に素晴らしいのでぜひ、山内惠介さんの歌声を聞いてみてください。
そしてついでにShinの歌も聞いてみてください😊
文章中には、思い違いや間違いなどが多数あるかと思いますが、
個人的な解釈とShinの勝手な妄想ですのでどうかご了承ください。