都会から故郷の母の面影を想う温かい望郷歌「風の恋歌/まるい由美」

歌のおはなし

風の恋歌 / まるい由美 cover by Shin

今回は、まるい由美さんの「風の恋歌」に挑戦してみました♪
2020年11月18日に日本コロムビアより発売されたこの曲。
とっても温かい曲なのでぜひ聞いてみてください😊


風の恋歌/まるい由美[CD]


作詞は冬弓ちひろ先生なのです!

冬弓ちひろ先生

この曲は冬弓ちひろ先生から「聞いてみて」とLINEをいただいたのが知るきっかけでした。
第一印象から温かい曲の雰囲気を感じていたのですが、詞の内容を読んでみると得意の(?)妄想が広がりました!😂
とっても引き込まれる詞です✨

その後、冬弓先生と詩の内容についてLINEでやり取り。
いろいろと詳しく主人公の感情を説明してくださいました♪

実際に作詞した先生から直接お話を聞けるなんてこと滅多にないですからすっごく得した気分!😍

これはカラオケを楽しむ皆さんにもきっとお役立ちな解説なので特別にLINEの内容をチラ見せしますよ~!
主人公の人物像を描く中ですっごく大切な部分に思いました。

僕があれこれと聞いてしまったので快く教えてくださいましたが、本当は作詞家に説明をさせてしまうだなんて失礼なことなんですよね😓
冬弓先生ってすごく優しいので甘えてしまいました…反省。

まるい由美さんについて

まるい由美
本名:平田由美子(ひらたゆみこ)
出身地:愛媛県松山市
誕生日:4月29日
特技:料理、人を笑わせること
尊敬する歌手:香西かおりさん
愛媛県松山市在住。
現在、地元で歌手活動、司会活動を行っています。


プロフィールは上記の通りです。
YouTubeにはお話をされておられる映像もありますよ♪
とっても穏やかな感じの人柄に思いました✨

・Facebook まるい由美
・日本コロムビア プロフィールページ
・YouTubeチャンネル まるい由美〔公式チャンネル〕


「風の恋歌」どんな内容なの?

歌詞の内容をじっくり読んで考察してみました!
気になった歌詞をピックアップしながらご紹介します。

作曲は幸斉こうさいたけし先生。
とっても哀愁のあるメロディーで耳に残りますね~♪

ちなみにディレクターは細川たかしさんを担当されている方だとか。

都会に風花 舞う夜は 
津軽じょんから思い出す

遠く離れて暮らしても 
忘れられないふるさとよ

出だし4行の歌詞です。
主人公は都会に住んでいて青森の出身。
そしてその都会には雪が降っている。

1番だけの歌詞だと、僕は青森から東京に行ったのかな?なんて思ったのですが、その後の歌詞に…

春に帰ろか 海峡越えて

3番の歌詞より

という歌詞が出てきたので東京方面ではなく、北海道だ!ってなりました。
海峡と言えば、津軽海峡ですもんね~

北海道内で都会と言えば、札幌ですね(函館ではありません!笑)
主人公は、札幌に住んでいるようです。

続いてこの歌詞。

花が咲くまで帰れない 
夢を選んだわたしです

2番の歌詞より

主人公には夢があり、札幌の地に。
いつか"花"を咲かせて地元に帰ると約束したのでしょうね。

主人公は何歳で、どんな夢なのでしょうか?
お母さんはどんなひと?お父さんはいるのかな?
いろいろと妄想が膨らみます。

雪に埋もれた ふるさとが 
なぜか都会より 温かい

3番の歌詞より

この部分の歌詞も好きです!
主人公は札幌なので雪が降っていると思いますが、気温とか体感温度とかの話じゃなくて、“心の温かさ"の話なのですよね!
青森のふるさとの温かさに触れたいと願う主人公の寂しさとか侘しさが感じますね。

そこで、冬弓先生にいろいろ質問してみたらこんなLINEのお返事が!😊

やっぱり表面だけの言葉だけで理解をしていたらダメですね。
「海峡越えて」この歌詞を"津軽海峡"と感じ取るだけではなく、「心の中の海峡」とまで理解しなければならないのですね…

たしかに、海を越えるほどの大きな決意をして都会に出てきた主人公が故郷に帰るというのは、決意を曲げるに等しいわけで。
その心の葛藤が言葉の中に大きく込められていること。

そこを理解しなくてはいけないですよね~

タイトルの"恋歌"は、恋愛の"恋"じゃなくて、故郷が恋しいの"“ですね。

都会のビルに吹き抜ける風の音が、主人公には津軽民謡の横笛にでも聞こえたのでしょうか…
哀愁を感じますね!

歌詞の世界って本当に楽しい♪
深く考えれば考えるほど、妄想が広がります~

「風の恋歌」の妄想コーナー(笑)

歌詞を見たり歌ったりしながらイメージした物語を書き留めます。
すべてShinの勝手な妄想ですので、どうかご了承ください!笑



・主人公 女性
 青森県五所川原出身、30才
 現在は札幌在住・スナックのホステス

・家族
 母 58才、父は他界(享年32才)
 弟 25才


札幌に来て9年が経った…
ビルのすき間から吹き抜ける冷たい風。粉雪が空へ。
まぶしいほどの青空にキラキラと風花が舞った。
いつしか青森訛りも消えた。

幼い頃、祖父はしわがれた声でよく津軽民謡を聞かせてくれた。
私は母の膝の上に乗りそれをよく聞いたことを思い出す。

弟が1才の時に、父は交通事故で亡くなった。
無口な父親だったが、優しい笑顔を思い出す。
仕事帰りの作業着からリンゴの匂いがしたなぁ…

母はしじみの水産加工会社で働きながら私達を育てた。
いつも笑顔の母だったが、夜になると台所で声をころすように泣いている姿を私は見ていた。
私達に気づかれないように泣いていた…

私は女優になる夢がある。
札幌の劇団に所属しながら雑用もこなし技術を磨いてきた。
最近では劇団の準主役に抜擢されるほど、地道に地位を築いてきた。

だが、テレビドラマのオーディションには落ち続けている…
何がいけないのか。私には何が足りないのか…

故郷を出る時、私の手を握って
「かっちゃのことは心配するな!」と言った母。
きっと夢を掴むと信じてくれている。

弟からのメール。
「今年の正月さ、え(家)さ帰るか?」
返事はまだしていない…

昼は劇団員、夜はスナックでホステス。
愛しい人もいない。

このままでいいのだろうか…
だけど、この道を選んだのは私。

ひとりほろ酔いの中、耳の奥から聞こえる優しい母の声。
心が寒いよ。涙がこぼれる…

雪の青森に帰りたいなぁ…


こんな物語を想像していました。
帰りたいけど、まだ帰れない!
不安な自分の将来の中、心の葛藤に押しつぶされそうな主人公。
だからこそ、母の温かさを噛みしめる…

せつない物語ですね。
あ、津軽弁は雰囲気で書いたから間違ってるかも!笑

まるい由美さんのご出身は愛媛県。物語の舞台は青森。
ご出身は違っていても、雰囲気がなぜかピッタリ合いますね!

もしかしたら何か青森にご縁があったのかもしれませんね~😊

昨年末の有線ランキングで12位に!

愛媛で活動しながら、全国のランキングに入っているってすごいですよね♪
芸能は東京ってイメージしがちですが、そうじゃないんだなぁ~って夢が広がります😊
益々のご活躍をお祈りします!

まとめ

この曲、歌ってみてわかったのですが、かなり音域が広いです。
女性が歌う場合は高音部をファルセットを使えば良いかと思いますが、男性が歌う場合は高低差が苦しく感じるかもしれません。

僕の場合、女性の歌は-3とか-4で歌うことが多いのですが、今回キーは-5で歌いました。
あまり下げすぎると、低いところが出にくくなるし…😅

あと、なるべくゆったり歌えるように意識をしてみました。
心の葛藤や寂しさが入り混じった物語ですが、だからこそその先には母とふるさとの温かさを感じる物語なので、哀しい感情が表に出すぎないように意識をしてみました。

覚えやすいメロディーですし、歌いごたえがあると思いますので、ぜひ男性の皆さんも含めてカラオケにチャレンジしてみてくださいね♪

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