釧路の夜に彷徨い恋の渇きに涙する…「唇は赤き砂漠/走裕介」
気になってたカップリングをカバーしました!
今回カバーしたのは走裕介さんの「唇は赤き砂漠」という曲です。
この曲は「流氷列車」のカップリングなのです。
タイトルがすごく印象的で、ワルツのリズムが心地よい曲なんです。
「流氷列車」をカバーさせていただいた時からいつかは歌ってみたいなぁと思っていたのですが、ここ連日の<走裕介さん祭り>に乗じてカバーしてみました♪(笑)
制作人はこちら
「唇は赤き砂漠」
作詩 高田ひろお(左)
作曲 佐瀬寿一(中央)
編曲 蔦 将包(右)
高田ひろお先生と佐瀬寿一先生といえば「およげたいやきくん」の制作者なんですって!
そして言わずもがな蔦将包先生と言えば走裕介さんの師匠・船村徹先生の息子さん。
すごい豪華なトリオにビックリ!!!
それだけで楽曲の説得力がありますよね😳
「唇は赤き砂漠」どんな物語なの?
僕の勝手なイメージなのですが、走裕介さんは孤独で不器用な男性を歌で演じるのが魅力的って思っています。
実際にお会いしたら真逆であんなに楽しくて気さくな人なのにね!笑
あと、走裕介さんにはワルツのリズムが似合う。
前作の「春待ち草」もワルツでした。
ワルツって単調なリズムなので聞かせるのが難しいなって思うんですけど、やっぱりそこは走さんの音楽的センスなのでしょうね♪
この作品もとってもドラマチックな雰囲気に!
さて、今回の内容はどんなだろう。
窄めるはこんな漢字を書くんですね。知らなかった!
肩をすぼめるとか、傘をすぼめるも同じ漢字だそうです。
広がっているものを小さくする意味。
大きな声で叫んでいる感じはしません。
きっと囁くような声で彼女の名前を呼んでるのでしょうね…
彼の心境が浮かんできます。
幾年と表現する時は数年じゃないイメージ。
かなり年月が経っているような…
最低でも5年?
もしかしたら10年以上経っているのかも?
ずっと彼女を想い続けているのでしょうか…
別れの言葉は彼女からだったのですね…
どんな理由だったのでしょうか?
怨まないと思えるということは、仕方のない理由がきっとあったはず。
彼も納得せざるを得なかった理由…
なんだろう。。。
ちなみに主人公が男性だと思った理由は2番の歌詞の言葉遣いにあります。
女性でも絵になりそうな物語ですけどね。
1番を聞いた時は主人公の性別が想像できなかったです。
タイトルの唇・赤いってキーワードから女性を連想しちゃいました。
やっぱり歌詞はじっくり読まないと理解できませんね😅
ガス灯。
電気が主流の今だから過去の話なの?なんて思ってしまいましたが、幣舞橋を含む釧路では今でもガス灯があるんだとか。
灯りが揺らめいてとってもキレイ!
※写真は「東の端からこんにちは!」さんよりお借りしました。
歌詞に出てくる弊舞橋とは?
3番の歌詞に出てくる幣舞橋について調べてみました♪
物語の舞台が見えてきます!
幣舞橋(ぬさまいばし、英語:Nusamai Bridge)は、北海道釧路市の釧路川に架かる橋。幣舞の名前はアイヌ語の「ヌサ・オ・マイ」(nusa-o-mai 幣場の・ある・ところ)が由来とされている。
お嫁ちゃんと2018年に旅行で釧路へ行った時に実際に幣舞橋を見に行きましたよ!
雨の日だったのですが、それがまたいい雰囲気でした✨
橋のたもとには美川憲一さんの「釧路の夜」の碑があって歌が流れるんです♪
音楽を聴きながらライトアップされた幣舞橋を眺めると浸ることができました😉
釧路はスパカツが名物なんですって!<余談>
話がそれるんですけど、幣舞橋を見た後に夕飯を食べに行ったんです。
事前にネットで調べた情報によるとスパカツが名物とのこと!
伺ったのは「レストラン泉屋 総本店」さん
泉屋さんがスパカツの起源で1960年創業の老舗のお店とのこと。
スパカツはミートスパゲッティの上にどーんってトンカツが乗ってました!
すごいボリュームで美味しかったですよ😊
まとめ
ちょっとスパカツのせいで話がそれてしまいましたね…
お腹空いた!笑
釧路を舞台にした失恋の物語。
孤独な男性のせつなさと霧に煙った釧路の夜景が浮かびますね…
Shinの妄想は…
主人公の男性はもう若くはない。
40才を過ぎて、過去の自分を振り返り釧路を彷徨っている。
彼女とは燃えるようなひと夏の恋をした。
当時、彼は漁船に乗る仕事をしていた。
不安定な仕事だったが彼は彼女に数年間待っていてくれと懇願する。
危険を伴う仕事、さらには何年待てば良いのかも分からない。
彼女は不安な気持ちを抑えきれない…
別れを告げ彼の元を去ってしまった。
彼は自分が悪いと責める。
彼女の悲しそうな顔と別れの辛さばかりが脳裏で繰り返される。
何度も何度も彼女を夢に見る…
10年という月日が経った今でも、何度も何度も…
幣舞橋で別れたあの夜を思い出す。
あの時、こうすればよかったのか。
だけどもう全て遅い。
後悔ばかりが彼の胸に溢れる…
「赤き砂漠」とは?
このタイトルと歌詞が僕にはとても印象的でした。
意味を理解するのに時間がかかりました…
歌詞をじっくり何度も読んで、歌を何度も何度も聞くことで自分なりに少しずつ理解できてきました。
彼女と愛し合った時間。
あの夢のような時間を思い返す度に心は赤く燃える。
だけど、あの時のような心の潤いはなく、心と唇が砂漠のように枯れ果てて…
そんな感情を「赤き砂漠」と表現したのですね。
赤い砂漠と称される場所はいくつかあります。
例えば皇太子夫妻が訪れたサウジアラビアのリヤド。
アフリカのナミビアなど。
朝日に照らされた赤い砂丘が燃えるように美しい。
だけど乾燥したその景色はどこか淋しく儚い…
主人公の複雑な心境をとても深く表していると思いました。
歌った感想は?
彼女に未練を寄せる彼の心境が寂しいですよね…
とても悲しい物語だなぁって思いました。
妄想すると背中が寂しく見える主人公の姿が浮かびます。
孤独な男性像…
走さんの表現力は素晴らしいですよね✨
しっかり映像が浮かんできます。
僕も走さんのように物語の主人公を演じようと頑張りました♪
歌っている時は、もう釧路にいるつもりで!笑
霧の中を歩いてるようなそんな心情で彼女を想い彷徨う。
想像の中では別れたお嫁ちゃんを思い浮かべて…
そんなアホな!🤣
動画もちょっと霧がかかったような演出をしてみました。
あと、「北のひとり星」をカバーした時のようなライティングも♪
映像でも楽しんでいただけると嬉しいです~
カラオケでも歌いごたえのある楽曲ですので、ぜひ皆さまも挑戦してみてくださいね!
走裕介さんとの対談動画など♪
もうご覧になられましたか?
とっても楽しい動画になりました~!
気さくで優しい走裕介さんのお人柄がきっと伝わったと思います♪
僕もお嫁ちゃんも大好きになりました😊
貴重な機会をいただけたことに感謝です。
そしてそれを皆さまと共有できたことが本当に嬉しい✨
それに加えてアンサー動画まで!
僕たちがお渡ししたお土産を紹介してくださいましたよ♪✨
これからも良きご縁でありますように~
温かく見守ってくださった皆さま本当にありがとうございました!