野口五郎さんの「私鉄沿線」を歌ってみました♪
今回は野口五郎さんの「私鉄沿線」に挑戦してみました♪
僕が生まれる前の曲なんですね~!
懐メロの番組などで、耳馴染みはありますが歌うのは初めてでした😉
いつも通り歌うにあたっていろいろと調べてみましたので、覚え書きも含めて皆さんに共有しますね!
名曲「私鉄沿線」について
「私鉄沿線」
歌手 野口五郎
作詞 山上路夫
作曲 佐藤寛
発売日:1975年1月20日
レーベル:ポリドール
45万枚の大ヒットだったそうです!
「甘い生活」に次ぐ野口五郎さんの代表作。
作詞家・作曲家について調べてみました
山上路夫さんのお名前はお聞きしたことがありましたけど、どんな曲を作られた方なのか調べてみましたので、有名曲がいっぱいありました!
現在は83才でご存命で今でもご活躍されているとのこと。
作品集のCDなどもありました。
そして、作曲の佐藤寛さんはなんと野口五郎さんのお兄さんなんですって!
ご兄弟で名曲を作ることができるなんてすごい!
歌詞の世界について考察しました
携帯電話がない時代、待ち合わせするのも大変でしたよね~
彼は待ち合わせの時間に遅れずにくる几帳面なタイプでしょうか。
ちなみに僕はお嫁ちゃんとの待ち合わせによく遅れてました…^^;
結婚する前のお話です。
でも、最近は僕の方が準備が早いです。笑
おっと、その話は置いといて…😆
彼の住む街の駅に彼女を迎えに行くシーンですね。
すごく情景が浮かぶ歌詞ですね~
Wikipediaには下記のように書かれていました。
作詞を担当した山上路夫が、若い頃によく乗った郊外に向かう私鉄の沿線をイメージして作詞した曲である。したがって、野口の故郷を走る名鉄美濃町線とは関係ない。
Wikipediaより
2019年5月、翌年の野口のデビュー50周年を記念して旧名鉄美濃町線美濃駅(1999年廃止、駅舎は保存)前にこの曲の歌碑が建てられた。野口が愛用しているギターも同じ石に彫られている。
山上先生の思い出にまつわる世界観のようですね。私鉄とは、私営鉄道、つまり民間企業によって運営されている鉄道である。
沿線とは、鉄道の線路や幹線道路に沿った所・地域。
都会の光景ではなく、都心部から少し離れた住宅街の中にある街並みが浮かびますね。
彼女との別れの辛さ…
「花屋の花」が変わるのは季節が変わったということ。
別れてから少なくとも3~4カ月の時間が経っているということですね。
彼女と一緒に通った行きつけの喫茶店のことですね。
店主が気に掛けるほど、印象深かった二人。
きっと以前は喫茶店でも仲の良い姿を見せていたのでしょう。
懐かしいですね。
駅や映画館などに置かれていた「伝言板」です。
今では必要がなくなりましたね~
彼はなんと書いたのでしょうね。
これも妄想が広がりますね!笑
彼女の雰囲気がここで歌詞になっています。
きっと彼に尽くしてくれるような女性だったのでしょうね。
彼の街まで通ってくれること自体も"尽くす"ことだったのかも。
そんな彼女がなぜ、彼の元を去っていったのか。
その部分は描かれていないので、想像を膨らませる場面です。
また季節が変わっても彼女のことが忘れられない…
どこに行ったのかもわからず、彼女の噂もない。
でもいつか彼女がこの街に帰ってくるんじゃないかと信じて、彼は引っ越さずにこの街に住み続けているようです。
「私鉄沿線」Shinの妄想話。
ふたりの状況は歌詞の中に出てきますので、少なからず情報はあるのですが、ふたりはどうやって出会って、なぜ別れたのか、そして彼女がどこに行ってしまったのか、詳しく描かれていないので、想像(妄想)でその疑問を埋めていきたいと思います。
彼は25才。
彼女は24才。
大学のサークルで出逢う。
たまたま読みふけっていたヘミングウェイの短編小説。
彼女も愛読していることを知る。
彼女は派手な感じではなく、素朴な感性を持っていた。
そういうところがとても魅力的だった。
彼女は良く笑顔を見せるが、どこか影があった。
家族の問題を抱えているようだったが、聞くべきではないと思っていた。
初めてのデートは美術館だった。
帰りに喫茶店に行き、長時間語り合うのが好きだった。
都心から少し離れた駅。
住宅が多い街。
駅前の商店街がお気に入りだった。
みたらし団子が美味しい和菓子屋さん、
サクサクのコロッケがたまらない総菜屋さん、
古本屋さんの匂いも好きだった。
彼女は電車から降りてくる時、はにかんだ笑顔を見せ小さく胸元で手を振る。
とても愛おしかった。
商店街の端っこに行きつけの喫茶店があった。
純喫茶「ハーベスト」
古びた木製のカウンターが落ち着くとても良いお店だった。
お店の扉を開けると彼はいつもすぐに深呼吸をした。
コーヒーの芳醇な香りがいつも狭い店内にいっぱい広がっているから。
とても幸せな気持ちにさせてくれた。
マスターはいつも無精ひげで口数が少なく、とっつきにくい強面だが、コーヒーの美味しさを純粋に伝えると、目尻にしわを作りながら優しい笑顔でありがとうと返してくれる。
彼女も僕もこのお店が好きだった。
ある日のこと、彼女の住むアパートに電話をした。
初めての就職も決まり慣れない仕事の忙しさもあって、彼女に電話をするのは2週間ぶりだった。
受話器からはなぜか「現在使われておりません…」と。
理解をするのに時間がかかった。
しばらくして頭が真っ白になった。
すぐに彼女の住む6駅離れた街へ行った。
アパートの103号室。すでに表札はなかった。
隣の住人の扉を叩く。
「お隣さんなら4日ほど前に引っ越していきましたよ、行き先は聞いてない」と。
大家さんも紹介してもらった。
しかし答えは同じだった。
彼女がパートとして働いていたパン屋さんにも行ってみた。
仕事は1か月前に辞めたそうだ。
行き先は知らされてない。
帰りの電車の中でいろんなことが悔やまれる。
なぜ、彼女の話をもっと聞かなかったのか。
家族のこと、悩んでいること、仕事のこと。
そして、なぜ僕に話してくれなかったのか…と。
駅の伝言板。左端には
「ハーベストで待ちます。カウンターのあの席で」
あれから2度目の春。
心を閉ざしうつむきながら歩く商店街。
彼女がいつかこの街に帰ってることを信じて僕はこの街に住み続ける…。
長文になってしまいました!笑
こんな妄想いかがですか?
そんな妄想を含めて、よかったら僕のカバーも聞いてみてください(#^^#)
文章中には、思い違いや間違いなどが多数あるかと思いますが、
個人的な解釈とShinの勝手な妄想ですのでどうかご了承ください。