ある画家の実話を元に描かれた物語…「石狩ルーラン十六番地/市川由紀乃」

歌のおはなし

石狩ルーラン十六番地/市川由紀乃 cover by Shin

皆さまこんばんは!
急に気温が下がったりしていますが、お変わりなくお元気でお過ごしですか?

僕はダメなんですよ~😖
以前から僕の生配信とか見てくださっている方ならご存知の方もいると思うんですけど、季節の変わり目になると鼻が詰まるんです…この季節だけ!

普段は病気とか全くない健康体なんですけど、そこだけがちょっと困ります😅
季節的なアレルギーなんだとか。

この季節を過ぎると平気になるのでもうちょっとの辛抱です♪
慣れっこなので心配しないでくださいね~👍

さて、今回のカバーなんですけど、難しい歌に挑戦しました。
実話を元にした物語なんですよ~!

今回もいろいろ調べたことを書きまとめましたので、ブログも最後までお付き合いくださいね👍✨

実話を元に作られた物語…

すごく難しい歌ですよね…

でもさすが市川由紀乃さん。
圧巻の歌唱力で歌いあげています!

テレビで歌われた模様をYouTubeでも拝見しましたが、惹きこまれるほどの歌声と表現力でした。
いつか生でも聞いてみたいですね✨

タイトルも印象的ですね!
それだけでどんな物語なんだろう?と興味をそそられます。

実はこの曲、ある画家とその妻をモチーフに描かれた物語なのだそうです。
その内容についてはこの後、ご紹介します👍

制作陣について

「石狩ルーラン十六番地」
作詞 吉田旺よしだおう先生(左)
作曲 幸耕平みゆきこうへい先生(中央)
編曲 坂本昌之先生(右)

<画像引用>
・吉田旺先生:市川由紀乃オフィシャルブログより
・幸耕平先生:幸耕平オフィシャルサイトより
・坂本昌之先生:フェイス音楽出版より


吉田旺先生は市川由紀乃さんのなごり歌も作詞されました!
そして幸耕平先生が作曲でした。同曲は作詩大賞を受賞されましたよね♪


市川由紀乃さんのインタビュー記事

インタビュー記事を見つけました!
内容がとっても良いので気になる方はぜひチェックしてみてください♪

インタビュー記事はこちら↓

記事の中には、気になっていた「ルーラン」の意味も書かれていましたね!
ルーラン海岸という場所があるそうです。

ご本人による新曲説明も!

市川由紀乃『石狩ルーラン十六番地』※本人コメント動画

レコーディングも大変だったそうですね!
新曲にかける思いも伺うことができました♪

石狩市の場所とルーラン海岸

石狩市の場所はこちら!
ルーラン海岸の場所について

ルーランという言葉はアイヌ語で「崖」という意味だそうです。
切り立った崖や岩が連なる海岸があり、とても神秘的な場所なんだそうですよ!

歌詞の中に出てくる「厚田」も地名ですね!
以前は厚田村と呼ばれていたそうです。

札幌からそう遠くないんですね~!
車で1時間くらいの場所にあるそうです。
いつか行ってみたいなぁ♪🚗

画家・三岸好太郎みぎしこうたろうと妻の節子について

新曲の「石狩ルーラン十六番地」は画家の三岸好太郎妻の節子の物語を元に作られたそうです。
三岸好太郎は大正から昭和初期にかけて活躍した近代日本洋画家だそう。
今回、初めてお名前を知りましたので少し調べてみました。

三岸好太郎

<画像引用> 北海道立三岸好太郎美術館より

三岸 好太郎みぎしこうたろう(1903年(明治36年)4月18日 – 1934年(昭和9年)7月1日)は、日本の洋画家である。戦前のモダニズムを代表する洋画家の1人。同じ洋画家の三岸節子(旧姓・吉田)は妻。1934年7月に旅行先の名古屋で胃潰瘍いかいようで吐血し、31歳の短い生涯を終えた。(Wikipediaより)

三岸好太郎美術館 ホームページ
一宮市三岸節子記念美術館 ホームページ

現在の医療では胃潰瘍なら死に至るような病気ではないでしょうが、やはり当時の医療では難しかったのでしょうね…
31歳はあまりにも若すぎる😥

奥様の節子さんも画家。
節子さんの生まれは愛知県だそうです。
1924年に二人は結婚し、1930年には長男を出産する。
だけど、その4年後には夫と死別してしまう…

その後も節子さんは独身でいたそうです。
息子が留学していたフランスに定住し絵を描きながら過ごした。

節子さんは84歳の時に日本へ帰国。
1999年、急性循環不全のため94歳で死去

結婚生活は約10年間

その後、彼女は子供を育て自身も画家として記念館を設立するほどに。
激動の人生だったようです…

この歌は夫を失った悲しみを綴った歌詞なのですね。
物語の背景を知るとより気持ちが深まります。

タイトルにある"十六番地"とは?

これも気になっていたこと。
インタビュー記事には書かれていなかったので、いろいろと調べました。

三岸好太郎が生前、自身の年譜に出生地として、母親の出生地でもある厚田村にちなんで「石狩ルーラン十六番地」と書いていたそうです。
ですが、そういう地名も番地もないそうなんです。

母親は厚田村を出て駆け落ちをして彼を産んだ。
三岸好太郎は札幌の生まれなのですが、母親を想い出身地を「石狩ルーラン十六番地」と書いたのだろうと。

そんなエピソードも彼の優しさと、心の傷や孤独を感じますよね。
(記憶の彼方へより引用)

歌った感想は…

本当に難しい歌でした~!
妻の節子さんの感情を考えると涙が出るような悲しい気持ちが溢れます…

寺本圭佑さんが「悲しい歌を歌い手が泣いてしまうとお客様は泣けない」と言われていました。
この歌を歌う時にそれが浮かんだので、なるべく感情を抑えるようにしてみましたよ😊

あと、セリフ!!!

これまでセリフ入りを歌ったことがないんです!
照れちゃうし、難しいですよね~

でも今回挑戦してみました!
ちょっと無理してるので笑わないでくださいね~😂

いろいろ書かせていただきましたが、改めて動画をご覧いただければ幸いです!
カラオケでも歌いごたえのある楽曲ですので、よかったら挑戦してみてくださいね♪

石狩ルーラン十六番地/市川由紀乃 cover by Shin

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遠くからお越しくださる皆様、どうかお気をつけてお越しくださいね😊
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