映画のワンシーンのような略奪愛がここに…「一枚の切符/竹島宏」

歌のおはなし

一枚の切符/竹島宏 cover by Shin

皆さまこんにちは!
お元気ですかー?😊

どうやら梅雨入りした地域もあるそうですね~
北海道には梅雨は無いといわれていますが、「蝦夷えぞ梅雨」って言われるのがあって、ぐずついたお天気が続いたりすることもあります。
本州の梅雨とどう違うのかよくわからないんですけどね!笑

でも函館は爽やかなお天気が続いていますよ☀

さて、今回はリクエストもいただいた新曲に挑戦しました👍✨
竹島宏さんの新曲は前回に引き続きヨーロッパが舞台!

とっても素敵な楽曲です!
ブログも最後までお付き合いくださいね♪

「一枚の切符」はAタイプとBタイプの2種類!

<メーカー説明文より>
竹島 宏の新作は「プラハの橋」の作家陣によるヨーロッパ3部作ともいえるロマンティックな内容でリリース。チェコの大作曲家ドヴォルザークのオペラ「ルサルカ」の物語を題材に幸耕平氏のメロディアスな作風がマッチした絶品のバラードです。
チェコの親善アンバサダーになった竹島が歌うのにふさわしい作品となりました。

新曲は「プラハの橋」の続編のようなヨーロッパの世界なのです。
「プラハの橋」は以前カバーさせていただきました。
とってもお気に入りの曲です🎤

「プラハの橋」のブログはこちら

↑前回のお話がどんな物語だったのか、一度確認しておくと新曲の物語も楽しむことができますよ♪


制作の皆さま

「一枚の切符」制作の皆さま

「一枚の切符」
作詞 山田ひろし先生(中央左)
作曲 幸耕平先生(中央右)
編曲 坂本昌之先生(左)

「プラハの橋」と同じ制作陣の皆さまですね!
スタジオの写真もカッコいいです~
皆さまの作品の自信が伝わってくるようです👍✨

オペラ「ルサルカ」の物語とは?


メーカーの説明文には「ルサルカ」の物語が題材と書かれていました。
オペラを見る機会って無いので全く知らず…
なのでいろいろと調べてみました😉

『ルサルカ』(Rusalka)作品114(B203)は、アントニン・ドヴォルザークが作曲した9作目のオペラ。全3幕。チェコ語。1901年3月31日、カレル・コヴァジョヴィツの指揮で、プラハ国民劇場にて初演された。Wikipediaより引用

物語の内容については竹島宏さんのファンの方のブログで勉強させていただきました。
とても詳しく書かれていますので気になる方はチェックしてみてください♪

Merry Morrow Blog「一枚の切符」オペラ「ルサルカ」より
 ※「ルサルカ」について詳しく説明があります。

「ルサルカ」がどんな物語なのかざっくり説明すると…

・水の精霊のルサルカ
・声を失う代わりに人間になる
・王子と恋に落ちるが、浮気されてしまう
・ルサルカは呪いにかかる
・王子はルサルカを愛してることを悟る
・呪いによりキスをすると命を落とす王子
・その後を追ってルサルカも…

死よりも愛を選んだ哀しい二人の物語ですね…
この「ルサルカ」の物語を題材にし制作されたのが「一枚の切符」だということ。

では、「一枚の切符」の主人公たちはどういう人たちなのでしょうか?

「一枚の切符」の物語は?

題材となった「ルサルカ」の物語について調べましたが、「一枚の切符」の主人公たちについて歌詞を読みながら考えてみました♪


物語はの終わり。
プラハも日本と同じで秋は11月頃だそうですね。

前作の「プラハの橋」では愛するがゆえにカレル橋の上で別れを告げるお話でした。
橋の上で泣き崩れる主人公が浮かぶそんな物語でしたよね。

今作は、事情のある女性に恋をし奪うという略奪愛のお話のようです。
もしかしたら「プラハの橋」の物語は続いていたのか!と思うような内容です…

前作で別れを告げた主人公。
だけどどうしても諦めきれなかった
そして二人はプラハ駅から逃避行することに!
そんな物語が浮かんできます。

彼は強引に彼女を奪います。
そんな彼に「ひどい人ね」と言うけど、彼女は約束した駅に来る。

この言葉の裏には本心が見えてきます。
たしかに彼女にとっては逃避行することによっていろんなものを失う

だけど、現実から連れ出して欲しかった想いもあったはず。
彼の強引さに困惑しながらも願っていたことだったかもしれない。
そんな感情が見え隠れします。

こんなことをして、幸せになれるはずがない。
わかっているけど二人は夜更けの列車で北へ…

ふたりの未来は破滅に向かっている。
それでも愛を選ぶということなのですね…

くぅ~!!
なんて哀しい物語なのでしょう!!!😭

歌った感想は?

前作の「プラハの橋」の時に書いたブログを読み返しながら、新曲を聞いていると同じ二人が浮かんできて、さらにドラマチックな映像が脳裏に浮かんできました♪

竹島宏さんがまたせつなく歌うのでグッときますよね~!
物語の世界に引き込んでくれるようです。

略奪愛だなんてなんてドラマチック…
映画やテレビドラマのワンシーンを切り取った感じですよね。

題材となった「ルサルカ」という哀しい物語。
その物語をなぞったような二人だけど、違う未来を願う主人公の想いが込められていると思います。

主人公の感情を想像(妄想)しながら心を込めて歌ってみました🎤
聞いていただけると嬉しいです!

一枚の切符/竹島宏 cover by Shin

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